スタッフインタビュー

Staff Interview

KPMG税理士法人 KPMG税理士法人

Life at KPMG~KPMGで働くということ~

小林 健太郎 Kentaro Kobayashi

人事部(人材開発)
シニアマネージャー

2021年入社。新卒で入社した旅行会社で約10年営業として勤務。その後、マーケティングを経て人材育成に関わり、研修の企画や実施を担当する。今後も人材育成の分野でキャリアを積んでいきたいと考え、人材投資に注力しているKPMG税理士法人に入社。プライベートでは、在宅勤務が増えたことで昼食の料理をするようになり、特に焼きそば作りに関しては誰にも負けない高みに達したと自負している。

人材育成のプロフェッショナルとして、職員たちの貪欲な成長意欲に向き合う。

My Work at KPMG

KPMG税理士法人での仕事

私たちバックオフィス部門の役割は、KPMG税理士法人のプロフェッショナルたちに対してサポートを行うことです。具体的には、人材戦略を考え、価値ある教育施策としての研修を企画・実施しています。
KPMG税理士法人の研修は大きく3つに分かれています。ひとつは、専門性を追求するテクニカルスキル。もうひとつは、各ポジションにおけるマネジメントの手法やビジネス知識を習得するソフトスキル。そして最後に、語学を中心としたその他のスキルです。
KPMG税理士法人では、毎年実施する基本的な研修であっても既存の内容が有効かどうかを適宜検証しながら、マーケット環境や時代に合わせて変化させています。近年では、新型コロナウイルス感染症の拡大によるマネジメント手法の変化が大きなポイントで、実状に則して研修内容もアップデートさせました。また、コロナ禍でも対応できるようにオンラインの研修も数多く用意していますが、一体感や熱量を伝える場としての集合研修はオンラインでは代替不可能です。リアルとオンラインの向き不向きを見極め、新しい時代を見据えながら、日々改善に取り組んでいます。

My Career Path at KPMG

キャリアパス

前職でも教育研修の企画・実施を担当してきましたが、前職との大きな違いは、KPMG税理士法人ではポジションが上がるほど、クライアントとの関係性が密になっていくということです。一般的な企業では、主に若手がクライアントに対して営業活動を行い、ポジションが上がるほどマネジメントが中心となり、現場から離れてクライアントとの接点が減っていきます。その点で、KPMG税理士法人はかなり特異な環境であると言えます。これは豊富な税務知識と経験が前提となる専門職ゆえの特性であり、人材育成においても一般的な企業とは異なるアプローチが求められます。こうした前提の違いもあって、入社してからは毎日が学びの連続ですね。税務のプロフェッショナルに対して中途半端な研修は提供できない、という気持ちで仕事に取り組んでいます。
私が目指しているのは、会社の経営戦略と密接に連携した人材育成です。そのため、私は会社の経営戦略と人材育成の連動性を迅速にキャッチアップするように意識し、必要なスキルや知識をスピーディに提供できる施策を検討しています。会社の成長に貢献する人材を育成するという人事部のミッションを、さらに高いレベルにまで引き上げていきたいと考えています。

KPMG税理士法人
My Story with KPMG

エピソード

KPMG税理士法人に入社して一番印象的だったのは、何よりも職員たちの知識への貪欲な姿勢でした。プロフェッショナルとしてクライアントに価値を提供したいという思いがとても強く、知識の習得に対して真剣です。ポジションが上がるほどクライアントとの接点が多くなるのはKPMG税理士法人の特徴だとお伝えしましたが、逆に言えば若手のうちは相対的にクライアントとの接点が少ないということでもあり、研修の介在価値と改善の可能性があると言えます。
私はよく仕事を医者に例えます。医者は正しい診断を行い、正しく治療するということが重要です。患者に何らかの症状がある時、正しく診断することがまず必要で、診断が間違っていては必要な対処ができません。KPMG税理士法人の職員たちは税務のプロフェッショナルばかりなので、正しく処方するスキルは持っています。一方で、正しく診断する能力、言い換えればクライアントの課題を正しく把握する能力は、研修によってもっと伸ばしていけるはずです。税務のプロフェッショナルたちの情熱に負けないように、私も人材育成のプロフェッショナルとして、より良い研修を作り上げていきたいと考えています。

Message for You

先輩からのメッセージ

キャリアというものは最終的には自分自身の責任で築いていくものです。楽な道は歩きやすく、不安も少ないものですが、やりたいことがあれば、あえて轍を大きく踏み外して厳しい道を行くのも一つの方法です。自分の意思を貫くために、難しい選択をする場面も必要だと思っています。
年齢を重ねると今まで歩いてきた道から逸れるのが難しくなるものですが、新卒入社というタイミングは、ある意味では大きく踏み外してもいい最初のステップであるとも言えます。自分の目指す場所にはどうせ届かないと思っていては、何も生まれません。まずは踏み出してみようという気持ちが大切です。税務のプロフェッショナルという道はもちろん低いハードルではありませんが、ぜひ一歩を踏み出し、チャレンジしてもらいたいと思います。

My Day at KPMG

ある1日のながれ

出社時
  • 6:30

    起床。
    毎朝家族と朝食を食べています。ニュースや情報を仕入れ、より深く知りたいトピックスがあればチェックしておきます。

  • 8:45

    出社。
    業務を定時からスムーズに実施できるように15分前には業務開始に向けた準備をしています。朝に気になったトピックスはこのタイミングでより調べておきます。

  • 9:00

    業務開始。
    研修を実施する日は、研修開始前の準備を行います。講師との最終確認や参加者チェックなど、事前準備が成功のカギです。

  • 10:00

    研修開始。
    運営事務局として、研修実施をサポートします。オンライン化が進んでいますが、当日におこるさまざまなトラブルにも対処する必要がありますので、運営ノウハウだけではなくITスキルやファシリテーションスキルなど、研修を提供する側ですが、自身の成長も忘れないようにしています。

  • 11:45

    昼食。
    時間を有効につかえるので、いつも少し早めに食事をしています。

  • 12:45

    動画編集。
    空き時間を活用して、オンデマンド配信用の動画編集も行っています。

  • 14:00

    新たな研修を企画するための情報収集と打ち合わせを行います。マーケットは日々変化していますので、あわせて研修も変化していく必要があります。

  • 16:00

    明日以降の研修の準備を行います。研修実施前の準備を怠ると当日の急なトラブルに対処できません。地味ですが最も重要な業務といえます。

  • 18:00

    退社。
    甘いものが好きなので、たまにはスイーツを買って帰ります。

  • 18:30

    自己研鑽。
    最近オンライン英会話を始めました。日々の習慣化が上達のコツだと思います。

  • 20:00

    夕食。
    家族と溜まったドラマを督促されて見ています。

在宅勤務時
  • 7:00

    起床。
    少し遅めです。パンと挽きたてコーヒーとフルーツが毎日のメニューです。

  • 8:30

    業務開始。
    打ち合わせで決めた内容を、研修のプログラムに落とし込んでいきます。開催日程や開催期間など、受講者が研修を受けやすい環境整備と実戦で活かせる内容構築を意識しています。

  • 10:00

    会議。
    社内会議ではプロフェッショナルが働きやすい制度の構築や、社会環境に合わせたルールへの議論など、職員が長く働き続けられる環境整備を行っています。

  • 11:30

    昼食。
    在宅の際の昼食当番は私です。得意料理(?)は「野菜たっぷり焼きそば目玉焼きのせ」です。

  • 12:30

    会議。
    KPMGジャパンの各エンティティとのミーティングでは、各エンティティでの研修効果の検証や、共有化、グループ横断の研修構築に向けた議論など、グローバルにおけるジャパンのプレゼンスを高めるために必要な教育制度や仕組みを検討しています。

  • 14:00

    休憩。
    在宅なのでたまには掃除もしています。といっても掃除をしているのは掃除機ですが。

  • 15:00

    ミーティング。
    チームメンバーと業務の引継ぎや共有事項を確認します。業務が滞りなく進められるように、業務平準化を意識して割り振りしています。

  • 17:00

    資料作成。
    新たな研修やルールの承認は、定例会議で行っています。そのための資料を準備します。資料はできるだけ要点をまとめ、「伝えたい」ことよりも「伝わる」ことを意識して作成しています。

  • 18:30

    自己研鑽。
    いつものオンライン英会話です。

  • 19:00

    夕食。
    夕食後はデザートも楽しみます。在宅勤務のメリットです。

  • 20:00

    会議。
    時差があるグローバルとの会議は、早朝か夕方(時には深夜)になることが多いです。

文中の記載内容はすべて取材当時のものです。

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