スタッフインタビュー

Staff Interview

KPMG税理士法人 KPMG税理士法人

Life at KPMG~KPMGで働くということ~

木村 真実子 Mamiko Kimura

移転価格サービス
マネージャー

2013年入社。移転価格のコンサルティング業務に興味を抱き、新卒で大手ファームに入社。その後、よりグローバルな環境を求めてKPMGへ。休日にはリフレッシュのためにテニスコートやジムで汗を流している。【インタビュー記事本文の内容は、取材当時のものです】

クライアントの厚い信頼に応え、プロとしての真価を発揮する。

My Work at KPMG

KPMG税理士法人での仕事

日本企業のアジアでの事業展開は、これまでは「世界の工場」と呼ばれていた中国が中心でしたが、現在では東南アジアやインドなど、他の新興国へと広がりを見せています。国が変われば税制が変わるのは当然で、新興国となるとより慎重な対応が必要となり、私たち移転価格のコンサルタントが果たす役割はますます重要なものになっていきます。
同時にクライアントからは事業戦略により深く関わることが求められるようになりました。多国間にわたる移転価格の問題を税制上の観点にとどまらず、経営に深くコミットした多角的な視点で取り上げ、クライアントに対して総合的なサポートを提供していかなくてはならないのです。
そして、それゆえの影響力の大きさこそ、まさに移転価格コンサルタントにとってのやりがいでもあります。CFOやCEOといったクライアントの経営幹部に直接提言を行う機会も珍しくなく、プロフェッショナルとしての価値発揮ができているという充実感は、この仕事の大きなモチベーションです。同時並行的に多くのプロジェクトを手がけるなど多忙な毎日を送っていますが、そこで得られるやりがいの大きさは、言葉では表しきれません。

My Career Path at KPMG

キャリアパス

私が移転価格について興味を持つようになったのは、就職活動の時期でした。国際的な業務に就きたいと考えて商社やメーカーを志望していた私は、移転価格こそ望んでいた仕事ではないかと感じ、この業界に飛び込むことを決意したのです。
これからも移転価格の領域で経験を積み、スキルを磨いて、世界のどこでも活躍できるような存在になりたいと思います。いずれは海外駐在もしたいと考えており、そのためにも今は目の前のクライアントの期待に応えることに全力を尽くしていきます。
私が特に恵まれていると感じるのは、一緒に仕事をしている上司、先輩が素晴らしい人ばかりであるという点です。それぞれが文字どおり移転価格のプロフェッショナルと呼べる存在で、自分の目標とすべき存在が常に身近にいるというのは、モチベーションを高く保つうえでも本当にありがたいことです。

KPMG税理士法人
My Story with KPMG

エピソード

若い時から責任ある仕事を任せてもらえる環境は、成長にとって大きなプラスです。入社3年目、スタッフだった私はパートナーと直接仕事をする機会を得ました。通常ならばマネージャーを介してということになるのですが、マネージャーロール、すなわちスタッフがマネージャーの機能も兼ねるプロジェクトに自ら希望して携わることができたのです。
とても大きなプロジェクトで、スタッフとして業務をこなしつつ、本来はマネージャーが行う管理業務も私が担当しなくてはなりませんから、大変な忙しさでした。しかし、何よりもキツかったのは、絶対にプロジェクトを失敗させてはならないというプレッシャー。初めてのことばかりで、手探りで進めることも多かったのですが、常に先を見ながら目の前の仕事をこなしていくということを学びました。
何よりも大きいのは、オーナーシップが私のなかに芽生えたことです。オーナーシップ、つまり仕事の当事者は自分であるという意識を持つようになったことで、私は例えばクライアントからのメールを上司に取り次ぐ際も、自分なりに必要と思われる書類を揃えるなど、一歩踏み込んだ姿勢で取組むようになったのです。このような意識を身につけたことは、その後の成長につながりました。

Message for You

先輩からのメッセージ

皆さんは税理士法人と聞くとハードルが高いというイメージを持たれるかもしれません。私もそうでした。税金や会計と聞いただけで自分には関係ないと思っていたのです。けれど思い切ってこの業界に飛び込んでみて感じたのは、プロフェッショナルとして社会のどこでも通用する武器を身につけるには、とても素晴らしい環境があるということです。
私は税務コンサルタントとして、移転価格という国際税務の最前線で、クライアントからの信頼に応えて責任ある仕事を任されています。皆さんもハードルの高さなど意識せず、ぜひこの業界に挑戦してみてください。プロとして生きていこうとお考えなら、ぜひおすすめしたいと思います。

My Day at KPMG

ある1日のながれ

出社時
  • 9:00

    出社し、メールチェック。
    移転価格は100%国際案件のため、海外のKPMGや海外のクライアントからのメールが毎日来ることから、朝は海外からのメールを中心に確認や返信に時間を費やすことが多いです。

  • 9:30

    KPMGアメリカ(東海岸)とのオンラインミーティング。

  • 10:30

    プロジェクトに関する内部ミーティング。
    今後の分析の方針などを話し合います。

  • 11:00

    午後や翌日以降の予定を確認し、ミーティングが立て込んでいる場合は、空いている時間で資料の作成やレビューなど、自分の作業を行います。

  • 11:45

    ランチ。
    最近は体を気遣って自炊のお弁当を持ってくることが多いですが、出社している同僚と外にランチを食べに行くこともあります。

  • 13:00

    午前中に終わらなかった作業やメールチェックを行います。

  • 14:00

    15時からの打ち合わせに関する事前準備。
    打ち合わせの段取りやプレゼン内容について確認します。

  • 15:00

    国税庁、国税局、クライアントとの打ち合わせ。
    コロナ禍ということもあり、最近は国税との打ち合わせは電話会議形式が多いです。

  • 17:00

    クライアントから問い合わせの電話があったので、対応。その場で回答が難しいものに関しては、後日リサーチを行い、改めて回答します。

  • 18:00

    退社し、いったん帰宅。

  • 19:00

    KPMGオランダとのオンラインミーティング。
    時差の関係で、ヨーロッパとのミーティングは日本の夕方から夜に実施することが一般的です。

在宅勤務時
  • 7:30

    起床し朝食後、メールチェック。
    出社時同様、海外からのメールを中心に確認します。

  • 9:00

    チームメンバーとオンラインミーティング。
    最近の稼働状況や担当案件についてお互いに話しながら、チーム内でのコミュニケーションを取ります。

  • 10:00

    プロジェクトに関する内部ミーティング。
    上司に分析結果について報告し、フィードバックを受けます。

  • 11:00

    午後のクライアントミーティングに関するブリーフィングのための内部ミーティング。
    クライアントミーティングでの重要な論点となりうるポイントについて事前に上司と確認をしておきます。

  • 11:45

    自宅でランチ。

  • 13:00

    午前中に終わらなかった作業やメールチェックを行います。最近リノベーションされたオフィス環境も気に入っていますが、特に自分の作業は自宅の方が集中できます。

  • 15:00

    クライアントとのオンラインミーティング。
    プロジェクトの最終報告を行います。

  • 17:00

    この日は夜にテニスの練習があるので、いったん仕事を中断し、軽食を取ります。

  • 17:30

    残ったメールへの対応や確認事項に関するリサーチ。

  • 18:30

    仕事を終え、テニスの練習へ。

文中の記載内容はすべて取材当時のものです。

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