スタッフインタビュー
Staff Interview
Life at KPMG~KPMGで働くということ~
雲内 聡 Satoshi Unnai
国際税務サービス
シニアマネージャー
税理士
2011年入社。学生時代はサッカーサークルに所属。現在は会社のフットサル部で活躍しているほか、同僚とゴルフも楽しむ。休日には夫婦2人で買い物などに出かけて過ごしている。【インタビュー記事本文の内容は、取材当時のものです】
人材のクオリティの高さこそ、KPMGの競争力の源泉。
My Work at KPMG
KPMG税理士法人での仕事
主に総合商社や大手メーカー等をクライアントに、国内のM&Aに係る税務デューデリジェンス、組織再編に係るストラクチャー策定などをサポートしています。また、国境をまたぐクロスボーダー案件に係るアドバイス等を行うこともあり、その他、外資系企業の税務申告書作成も行っています。これらの幅広い業務に携わることができるのが、グローバルネットワークを持つ大手税務法人、いわゆるBig4の最大の魅力でしょう。そのなかでのKPMGの強みは、何と言っても仕事のクオリティの高さです。クライアントから「KPMGは質が高い」と評価されており、それが次の大きな案件の受注につながっています。無論、仕事のクオリティとは人材のクオリティのことに他なりません。優れた人材によるクオリティの高い仕事がさらに大きな仕事を呼び込み、その大きな仕事が若い人材を鍛えてくれるという環境がKPMGにはあるのです。
私が年間に担当するプロジェクトは10数件。新聞等で報道されるビッグディールも少なくありません。手がけたプロジェクトが新聞紙面を大きく飾ると、社会的に注目されているディールに参画できた喜びとやりがいを実感します。
My Career Path at KPMG
キャリアパス
大学3年生の頃から税理士を志望していた私が就職先としてKPMGを選んだのは、選りすぐりの優秀な人材が全国から集まっていると感じたからでした。特に法人説明会で話をしていたパートナーや先輩については、人柄の魅力はもちろんのこと、プレゼンテーションが抜群に素晴らしく、こんな方々と仕事がしてみたい、そして、いつかは自分もこんなふうになりたいと憧れたものでした。
国際税務にも携わっているものとしては、やはりいつか海外赴任をしてみたいと考えています。海外に数年駐在し、その国の税務を肌で感じてみたいのです。税制というのは国によってまるで異なるので、現地で学ぶのが一番です。海外駐在で学べば、帰国後は間違いなくその経験が自分の武器になるはずです。
My Story with KPMG
エピソード
通常、業務はパートナーの指揮の下、マネージャー、シニア、スタッフが一つのチームとなって取り組んでいます。私はシニアですから、マネージャーの指示に従って業務を行うことになります。
ただ、最近、マネージャーが多忙ということもあって、パートナーと直接一緒に仕事をする機会が何件かありました。それも手取り足取りという感じではなく、ある程度、好きなようにやっていいと任されました。例えばデューデリジェンスのために買収先をインタビューする際のインタビュー内容や進行、報告書の作成まで、基本的には、私の考えたようにやらせてもらいました。もちろん行き詰まったときや問題が発生したときなどはすかさずパートナーがアドバイスしてくれるので、決して放任というわけではありません。自由にやらせてくれて、同時に遠くからしっかり目を配ってくれていると感じます。このように責任のある仕事を早くから任せてもらえることもKPMGの魅力だと思います。
当然ながら仕事に要求される水準はかなり厳しいものです。レポート一つとっても、クオリティに定評のあるKPMGの名前で提出するものにふさわしいか、徹底的にレビューされます。書かれてある内容が正しいことは当然として、何よりも重要なのは、クライアントが真に必要としている情報が提供できているかということです。それができてこそ、クライアントに価値を提供できているといえるのです。
こうした考え方で厳しく指導されているため、クライアントとの対応も今まで以上に責任を持って行うようになりました。早くからこうした経験を積めたことで一気にステップアップできたと感じています。
責任ある仕事にチャレンジさせて若手を育てていく、KPMGならではの育成環境だと思います。
Message for You
先輩からのメッセージ
Big4の一角を占めるKPMGには、KPMGでなければできないビッグディールの案件がひっきりなしに飛び込んできます。クライアントからの期待は高く、それにふさわしい価値を提供しなければなりません。この厳しさのなかで学べることこそ、KPMGで働く魅力でしょう。
もちろん知識やスキルは入社してから身につけることができます。私もそうでした。それよりも大切なのは、厳しさに負けない心と、絶対にプロとして評価される人材になるという志。そういう強さを持った方と、一緒に働きたいと思います。
My Day at KPMG
ある1日のながれ
出社時
-
9:00
基本は在宅勤務で、対面のミーティングや社内のライブラリーで書籍を見たいときなどに出社することが多いです。出社してすぐにメールチェック。時差の関係で夜のうちに海外からメールが届いているので、一通り目を通して至急対応すべき案件がないかを確認します。
-
9:30
当日および翌日以降のタスク・スケジュールをチェック。
午後に予定されている対面ミーティングのための準備を行います。 -
10:30
ミーティングの準備ができ次第、クライアントからの質問などに対しリサーチしたり、メールや電話で回答します。
-
12:00
昼食。
オフィスに同僚がいれば誘ってランチを食べに行くこともあります。 -
13:30
クライアントとのミーティング。
-
15:30
社内に戻り、チームメンバーでミーティングのなかで出た検討課題等の対応方針の確認等を行います。
-
16:00
提案書の作成や部下が作成した成果物のレビュー等を行います。社内にいるメンバーとその場で話してしまった方が早いことは、なるべく社内で終わらせるようにします。
-
18:00
翌日に対応すべきタスクを再確認して退社。
家族がいるので通常はまっすぐ帰宅しますが、たまには同僚と飲みに行くこともあります。
在宅勤務時
-
7:00
起床して、朝食の前にメールチェック。
時差の関係で夜のうちに海外からメールが届いているので、一通り目を通して至急対応すべき案件がないかを確認します。 -
8:00
家族揃って朝食。
妻は出勤、子供は保育園なので、子供を保育園に送り出した後、少し家事をやっておきます。 -
9:00
当日および翌日以降のタスク・スケジュールをチェック。
その後、クライアントからの質問に対しリサーチしたり、メールや電話で回答します。 -
10:00
クライアントまたは内部のオンラインミーティング。
朝にオンラインミーティングがあったり、一日に複数のオンラインミーティングがあるときは、移動時間や周りの音が気にならないようにするため、在宅勤務にすることが多いです。 -
11:30
部署のメンバーとランチミーティング。
会議体は、部署内の小グループの会議、パートナーとマネージャーの定例会議、マネージャーのみの会議等、日や週によって異なります。部署の課題の取組み状況や税務に関しての情報共有等、幅広い内容の活発な議論がなされます。 -
13:00
午前中にミーティングが立て込んだ場合は、午後から集中して提案書の作成、部下が作成した成果物のレビュー等を行います。在宅勤務だと適宜休憩がてら家事をこなすこともできるので、業務終了後の家事負担が減った印象があります。
-
15:00
クライアントまたは内部のオンラインミーティング。
リモート会議が定着したため、移動がなく、短い時間で気軽に会議ができるため、一日の中で複数の会議がセッティングでき、時間を有効に使えるようになりました。 -
17:30
子供のお迎えに行き、その後、夕食・お風呂等長めの休憩をとります。家族とのコミュニケーションの時間も増え、決まった時間に夕食を取れるので、健康的にもなった気がします。
-
20:00
休憩後、翌朝海外から返信が来るように夜のうちに海外へメールを送っておきます。その他事務処理等、日中にできず、かつ、同僚や上司と相談不要で一人で作業できる類の仕事をまとめてやってしまいます。
-
22:00
翌日の予定を確認し、1日を終えます。
文中の記載内容はすべて取材当時のものです。